典子さま国麿さん出雲大社でご結婚

今月2日、高円宮家の次女・典子さまが、天皇・皇后両陛下にお別れの
挨拶をする「朝見の儀」を済まされた典子さま。
そして、今日　島根県の出雲大社で神職を務める千家国麿さんと結婚式
が執り行なわれます。

出会いは、、縁結びで知られ、千家さんが神職を務める出雲大社だったらしく
家族ぐるみの付き合いから始まり、徐々に交際を深められたといいます。

宮内庁によると、01年９月、高円宮ご一家が出雲大社境内で出土した「心御柱
（しんのみはしら）」見学のため出雲を訪れたのがきっかけで、家族ぐるみ
の付き合いがスタート。
そして、お二人が初めて対面されたのは07年４月、当時大学生だった典子さま
が久子さまとともに出雲大社を参拝された時。その後交際に発展したが、典子
さまの公務などを考慮し、結婚については　ゆっくりとお話を進められ、
7年の歳月を経て今日の結婚式を迎えられました。

少しお二人の経歴を調べてみましたのでご紹介します。

千家国麿(40歳)さんは、出雲大社の宮司を代々務める出雲国造の家系の長男
として生まれました。国学院大学文学部神道学科を卒業され、東京や京都の神社
で経験を積み、2005年に出雲大社に戻ってからは、「平成の大遷宮」で準備の
中心的役割を担うなど運営に携わってきました。現在　出雲大社の禰宜(ねぎ)の
神職にあり、将来は出雲大社の宮司となられる方です。

典子さまは幼い頃からバレエやピアノなどを習い、学習院女子高等科時代は演劇
部に所属。読書好きで、学習院大学では臨床心理学を専攻され、卒業後は公務に
専念し、47歳で早世した高円宮さまに代わって公務に忙しい母、久子さまを公私
ともに支えられてきたそうです。亡くなられた高円宮さまは、娘たちには様々な
ことに対応できる自立した人になってもらいたいと願っていたそうですが、ご両親
の理想通りに成長してきたそうです。

昨今　日本は災害に見舞われ悲しいニュースが多かった気がしますが、典子さま
と国麿さんの結婚を機に、この国にたくさん明るいニュースをもたらしてくれる
ことを期待しています。

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