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NHK朝ドラ「マッサン」人気は泉ピン子の嫁いびり 

NHK朝ドラ「マッサン」の第1週の平均視聴率が21.3%と好発進
となった。
第1話では、スコットランド人のエリーを連れて生まれ故郷に帰省した
主人公・亀山政春の前に政春の母・早苗が立ちはだかった。「オカアサン、
エリーデス」とハグするエリーを「何するんじゃあ」と引き剥がし、氷のような
表情で見下しながら「外国人の嫁は絶対認めまへん!」と言い放った。

第2話でも嫁いびりがエスカレート。食卓にエリーの膳だけ準備せず、「後で
女中らと一緒に食べてもらいんさい」と泉ピン子がグサッ。その後、政春に
「お前がこの人と別れとうないなら、お妾さんになってもらい」とニンマリ
笑みを浮かべて言ったのだ。「あんな顔、姑にされたら殴りかかってやる!」
ああいうの見せ付けられちゃ、視聴者はエリーに同情しますよね。

「ピン子の姑」は狡猾さも備えている。「あの子のことを思うなら、どうぞ国へ
帰ってつかわさい。お願いします」と号泣しながら土下座した。これに心揺さ
ぶられたエリーは帰国を決意して亀山家を後にする。しかし、慌てた政春に
エリーの行方を聞かれると、早苗は仏前で木魚をポクポク叩きながらボケッ
と知らんぷりする。

泉ピン子の嫁いびりに「怖すぎる」「さすが」「朝から気が滅入る」など、飛び
交う話題はピン子のことばかりだそうで、ドラマの主導権をまるで握った主演
のようだ。

初の外国人ヒロインには、視聴者がシンパシーを感じられないという不安が
ありましたが、嫁姑問題でピン子さんが悪役を演じたことで、一気に女性視聴
者がエリーに共感したのが幸いしたそうです。




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